基礎工事の種類とは?

query_builder 2024/08/05
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建物を建てる際に、地面と建物をつなぐ根幹部分の工事を「基礎工事」と呼びます。
ただ、基礎工事は建物の種類や地面の状況によって、種類を選び分けなければなりません。
そこで今回は、基礎工事の種類について解説します。
▼基礎工事の種類
■杭基礎
柔らかい地盤や、地盤が弱い時に用いられる工事が杭基礎です。
工事の方法は2つあり支持杭では軟弱な地盤でも構造物を支えられるよう、地盤の深くにまで杭を打って基礎を作ります。
もう1つは摩擦杭で凹凸形状の杭を地盤に打ち、杭と土の間に発生した摩擦で基礎を支える仕組みです。
■ベタ基礎
地面に直接コンクリートを流し込むベタ基礎は、床下全体をコンクリートで覆い、地面に蓋をするようなイメージで仕上げます。
地盤の弱い場所でも行える工事であり、施工のしやすさも特徴です。
■布基礎
布基礎は、建造物の根幹となる柱や壁の下に基礎を設ける工事です。
地盤に直接コンクリートを流し込むベタ基礎と同じ手法ですが、基礎部分は柱や壁の下に限定されます。
床下の土がむき出しになって建造物に湿気が上がってくることから、湿気対策が欠かせません。
■独立基礎
独立基礎は、主要な柱の下に基礎を作る工事です。
布基礎に比べて建物を支える基礎面積が小さくなるため、工事ができるのは強度のある地盤に限られます。
▼まとめ
基礎工事の種類は、杭基礎・ベタ基礎・布基礎・独立基礎などです。
地盤の強度や、どのような方法で建物に安定性を与えるかによって、最適な工事方法を選択します。
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